マーケティングDX事業などを行うナイルは6月21日、オンラインショッピングに関する調査結果を発表した。
それによると、オンラインショッピングの利用頻度は「月2~3回」が最多で全体の約3割を占め、1回あたりの平均購入金額は「5000円未満」が約7割を占めた。
同調査は、同社が運営する「Appliv TOPICS」にて実施したインターネット調査で、15~59歳の男女1630人から有効回答を得た。調査期間は23年6月6日~6月13日。
オンラインショッピングの利用頻度は「月2~3回」(25・95%)が最多で、次いで「数ヶ月に1回」(20・74%)だった。「週数回」「週1回」「月2~3回」「月1回」を合わせると、全体の約6割が月1回以上オンラインショッピングを利用していることが分かった(図1参照)。
男女別では、男性は「週数回」「週1回」の割合が多く、女性は「月2~3回」の割合が多かった。一方で「利用しない」は男性が11・52%で女性の8・26%を上回ったことから、オンラインショッピングのヘビーユーザーは男性が多いが、利用率自体は女性の方が高い傾向だとしている。
月1回以上オンラインショッピングを利用している1055人に、1回あたりの平均購入金額を聞いたところ、最多は「3000~5000円未満」で34・60%。僅差で「1000円~3,000円未満」(33・43%)だった。また、5000円未満が全体の約7割で、1万円以上は全体の1割に届かないという結果だった。
オンラインでよく購入する商品ジャンルを複数回答で聞いたところ、1位は「日用品」、次いで「衣服」、「食料品」。「コスメ・美容」などだった(図2参照)。男女別では、女性は「コスメ・美容」「衣類」「ペット用品」。男性は「パソコン・周辺機器」「カー用品」「スポーツ用品」「DIY・工具」「家電」「ゲーム・おもちゃ」など。
「日用品」「食料品」「書籍・雑誌」「医薬品・サプリ」「インテリア雑貨」については男女の偏りがほとんど見られなかった。