ヤフーは運営するフリマアプリ「PayPayフリマ」で商品を出品する際に商品説明文を自動生成する機能の提供を開始した。
同機能はOpenAIが提供するAI(人工知能)による対話形式チャットサービス「ChatGPT」のAPIを活用して開発したiOS版の「PayPayフリマ」で商品出品時に利用できる新機能で、商品名とカテゴリを入力・設定した後に「AIからの提案」というボタンをタップすると、AIが商品説明文を自動で作成する。商品名とカテゴリのほか、色やサイズ、商品の使用状態などの情報を設定するとさらに当該商品に適した説明文を作成するという。
出品者はAI作成文章を確認して調整することで説明文を作ることができるようになり、特に初心者ではネックとなる商品説明文作成というハードルを同機能導入で引き下げたい狙いがあるようだ。
なお、AIによる商品説明文作成機能は今後、ネット競売サービス「ヤフオク!」にも導入を検討していくという。