東急は１０月１１日、日本のバイヤーが海外ファッションブランドのアパレルやバッグ、シューズなどの仕入れをオンライン上で行うことができるＢ２Ｂ向け卸売りプラットフォーム「ｍａｋｅｐｒｅ（マケプレ）」（＝画像）を開始すると発表した。
新サービスの実証実験の第１弾として、韓国で注目を浴びているブランドや新興ブランドなど約３０ブランドの取り扱いでスタート。１０月１１日に「マケプレ」の会員登録を受け付け、同月２５日から仕入れを行うことができるようになる。
「マケプレ」は商品の輸入申告や関税審査などの煩雑な手続きについても代行する。また、定期的にバイヤー向けの商品展示会を実施し、通販サイトに掲載している商品の実物を見ることができる機会を提供する。
韓国ブランドの取り扱いに当たっては、ソウルに百貨店を構える新世界百貨店がブランドの出店サポートを、韓国の貿易投資振興機関のＫＯＴＲＡが貿易輸出支援を担い、韓国ブランドが安心して商品を出品できる体制を整備しているという。
第１弾の実証実験における成果やユーザーの声を吸い上げて検証を重ね、韓国ブランドだけでなく、アセアンエリアや欧米などに取り扱うブランドのエリアを拡大しながら、卸売り以外の付帯サービスも視野に事業拡大を図る考え。