楽天グループは11月28日、仮想モール「楽天市場」で販売される一部インテリア関連商品を対象に、AR(拡張現実)機能を用いて商品のサイズや設置する空間との相性などのイメージを確認できる機能の提供を本格的に開始した。あわせて、インテリアコーディネーターの荒井詩万さんがセレクトした商品を紹介しながら本機能を紹介する特設ページ「AR試し置きで理想のインテリアを購入」を、同日開設している。
同機能は、楽天市場で「AR対応商品」マークの表示があるインテリア関連商品を対象に利用可能となる。ユーザーは購入検討時に、スマートフォンから商品ページ上にある「ARで試し置き」バナーをタップし、カメラを起動することで、商品を設置する空間に実物大で設置したイメージを360度好きな角度から確認し、商品の比較検討ができるようになる。
特設ページでは、住宅やマンションのコーディネート・リノベーションを数多く手掛ける、インテリアコーディネーターの荒井詩万さんがセレクトした、ラグやチェアなどのインテリア関連商品13点を紹介し、ユーザーは同機能を用いて商品のサイズや設置する空間との相性などのイメージを簡単にシミュレーションすることができる。
アンドロイド版アプリとiOS版アプリの双方で使える。AR対応商品マークの表示がある約1700点が対象で、対象商品は順次拡大する予定。