大丸松坂屋百貨店は5月16日、食通のバイヤーが厳選した冷凍グルメの定期便「ラクリッチ」で、冷凍食品への抵抗感が少ない”冷食ネイティブ世代”の台頭に伴う生活者トレンドと、ラクにリッチな食事をしたいという顧客ニーズに応えた新商品「ラクリッチ ラクLunch BOX」(画像)を販売開始した。
「ラクリッチ」は昨年5月にスタートした冷凍グルメのサブスクサービスで、好みや予算に合わせて3つの定期便コースを用意。デパ地下クオリティの少量サイズの惣菜をセットにし、毎月冷凍で届けている。
同社では、冷食が身近にある環境で育って冷食に対する抵抗感が低く、タイパ意識の強い20~30代を”冷食ネイティブ世代”と位置づけ、当該層へのアプローチを強化する方針だ。
既存顧客からも「テレワークのランチに手軽に食べられる主食メニューが欲しい」「家事の合間に少しぜいたくなランチを食べたい」という声があることから、主食をセットした新商品を投入する。
数量限定の「ラクリッチ ラクLunch BOX」はアロマフレスカ銀座の原田シェフ監修の「野菜とベーコンのナポレターナ」や、京料亭わらびの里の弁当「花あそび」、中華の菰田欣也シェフ監修の「直火炒め五目焼飯」など全8品で税込・送料込8000円。定期便ではなく1回だけの配送となる。