アスクルは7月22日から、運営する事業所向け通販サイトで購入する商品の組み合わせ次第で割引率を変える「まとめ割」を開始した。注文ごとに複数のカテゴリをまたいで対象商品を買い物カゴに入れた場合に適用され、条件にあった割引を行うもの。
具体的には3カテゴリ以上、4カテゴリ以上で、5カテゴリ以上と3段階で段階的に割引率が上がる仕組み。買い物カゴに入れた商品がどのカテゴリか、割引率がどのくらいかなどは達成条件を自動判別して表示する(=画像)ため、顧客自身で計算する必要はないという。
割引で購入促進を図るほか、普段購入する商品に加え、別ジャンルの商品の購入を促し、客単価の向上や別商品の購入をきっかけに次の受注を促す購入頻度アップなども狙う考え。
スタート時点での「まとめ割」の対象商品数は約1700点。最大割引率となる5カテゴリ以上の購入の場合、最大20%引きとなる。今後はカテゴリ横断企画を毎月実施していくほか、テーマ別の企画を順次展開する。季節や人気商品の売れ行きを見ながら月ごとに対象商品を入れ替え、継続的に実施していくとしている。