ギフティがカタログギフト事業開始、「ハンズ」に期間限定店を展開

 電子ギフト事業などを手掛けているギフティは4月28日、コンセプトにあわせて厳選した商品をオリジナルのカタログギフトとして編纂・生成する「カタログギフトシステム」の販売を開始した。これに伴い、5月1日から量販店の「ハンズ」の3店舗で期間限定店舗を開設している。

 同サービスは単一ブランドで価格帯の異なる商品をラインアップするブランドオリジナルのカタログギフトや、商品カテゴリー、地域などのコンセンプトに沿って厳選した商品を掲載できるオリジナルカタログギフト。生成されたカタログギフトは、URLとしてオンラインで贈ることができ、URLを二次元コード化してデザイン性の高い紙のオリジナルパッケージやカードなどに印刷することも可能となっている。

 従来のカタログギフトは同価格帯の商品を1冊に編纂するタイプが多いが、同サービスは幅広い価格帯の商品を掲載でき、加えて、価格ベースではなく、チケットを発行してその枚数で掲載商品と交換できる仕組みを採用。これにより、贈り手にとっては受け取り手に商品価格帯を伏せてギフトを贈ることができる。

 まずはグループで取り扱う食品ギフトを軸に展開しており、今後、ブランドやコーポレートギフトの需要を開拓するために法人向け営業を強化。デジタルギフトであるため、掲載商品の入れ替えや在庫切れなどにも柔軟に対応できることなどを訴求していく。今後はキッズ向け玩具やキッチンウェアなどのブランドを開拓することを目指している。

 なお、ハンズでの期間限定店については新宿店と梅田店で7月8日まで、博多店で6月12日までそれぞれ展開する。どらやきやクラフトカレー、レストランギフト、パンなどテーマごとに16種類を展示。

 ハンズを選んだ理由としては、以前からカタログギフトの売り場を広く持っていることに加え、電子ギフトのメイン利用者である20代~40代の女性が来店客としても多いことから親和性を見込んだという。

 店頭では専用什器に商品見本を置くとともに、「母の日」などシーズンギフトのテーマも掲示しながら、来店者にイメージを伝えている。 

NO IMAGE

国内唯一の月刊専門誌 月刊ネット販売

「月刊ネット販売」は、インターネットを介した通信販売、いわゆる「ネット販売」を行うすべての事業者に向けた「インターネット時代のダイレクトマーケター」に贈る国内唯一の月刊専門誌です。ネット販売業界・市場の健全発展推進を編集ポリシーとし、ネット販売市場の最新ニュース、ネット販売実施企業の最新動向、キーマンへのインタビュー、ネット販売ビジネスの成功事例などを詳しくお伝え致します。

CTR IMG