エアークローゼットがレンタル家電の店頭渡し開始、ビックカメラと連携強化へ

 ファッションレンタルサービス「airCloset」を手がけるエアークローゼットは3月14日、商品を自宅で試して納得してから購入できるメーカー公認の月額制レンタルモール「エアクロモール」で、ビックカメラの新店舗「ビックカメラ池袋西口ITtower店」の店頭で来店客がレンタル申し込みを行うと、そのまま持ち帰って自宅で試すことができる〝持ち帰りレンタル〟のサービスを始めた。

 エアークローゼットは昨年11月から今年4月末まで、ビックカメラの42店舗と通販サイト「ビックカメラ・ドットコム」で、家電の購入を検討するユーザーに対し、自宅で〝試してから買う〟という新しい購買体験を提供しているが、すぐにレンタルしたい商品があっても「エアクロモール」からアイテムが届くのを待つ必要があった。

 今回の取り組みは、両社の連携を強化。来店客はエアークローゼットが用意した商品をその場で受け取り、その日から試せるようにした。

 ビックカメラは「ビックカメラ池袋西口ITtower店」を体験型ショップとして展開しており、3階の「トライフルスタジオ」では美容家電を中心に気になった商品を試せるようにしており、「エアクロモール」のコーナーもこの一角に開設。申し込み後に持ち帰ることができる商品はシャワーヘッドや美顔器、ドライヤー・ヘアアイロンといった高価格化や多機能化によって購入前に実際の使用感を確認したいニーズが高いアイテムとなる。

 ビックカメラとの取り組みは、生活者に身近な家電量販店と連携することで、「試してから買う」という選択肢を生活者が取り入れやすい環境を作るとともに、「エアクロモール」の認知拡大を図る狙いだ。

 一方の小売事業者にとっては、新しい購買体験を通じ、購入を迷っている層への柔軟なアプローチができるほか、生活者にとっても購入後のミスマッチや廃棄を減らす消費行動につながるとする。

 エアークローゼットによると、これまでのビックカメラとの取り組みでは、「エアクロモール」の認知とサイト流入、新規会員登録、レンタル商品の申し込みにもつながっており、従来とは異なる顧客層を開拓できているようだ。

 ビックカメラ新店舗での「エアクロモール」コーナーではエアークローゼットの担当者が接客するほか、ビックカメラのスタッフも対応する。商品をレンタルするには「エアクロモール」への会員登録が必要で、商品を返却する際は「エアクロモール」の利用手順に沿ってコンビニや宅配便ロッカー、ヤマトの集荷サービスを利用する形となる。

 今後、今回の利用状況を検証し、他店舗への横展開も検討していく。

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