セレクトショップのビームスは3月1日、実店舗のハウスカードと自社通販サイト「ビームスオンラインショップ」のポイントを共通化する。
昨今、通販サイトをカタログ代わりに利用して店頭に足を運んだり、店頭で試着した商品をネットで購入したりする消費者が増えていることから、ポイントを共通化することで顧客のユーザビリティーを高め、既存客の深耕を図る。
貯めたポイントは1ポイント(1円)単位でウェブと実店舗のどちらでも利用できるほか、店頭と同様、オンラインショップでも年間の購入額が一定額を超えると会員ステージが上がるようになるという。
ビームスは自社通販サイトと実店舗の連携を強化しており、昨年9月のサイトリニューアル時には店頭で気になった商品を通販サイトで探しやすくするため、店舗ごとの取り扱い商品を表示できるようにした。
一方、リアル店舗への送客では、各商品の詳細ページに店頭在庫を表示し、実際に試着したいニーズに応えている。