登山やアウトドア用品の総合専門店を展開する好日山荘は11月10日、アウトドアに特化したECモール「GsMALL(ジーズモール)」を開設した(画像)。アウトドア商品の提案だけでなく、ハウツー情報やアクティビティーのプラン予約など、アウトドアに関するすべてがワンストップで手に入る”オールアウトドア複合型プラットフォーム”として展開していく。
モールの開設に当たってはクルーズECパートナーズが支援し、好日山荘のEC領域におけるパートナー企業として物流面などもサポートするという。
好日山荘によると、登山・アウトドア市場はスポーツ業界全体でも数少ない成長市場であるのに加え、コロナの感染防止に配慮したレジャーとしてキャンプを含むアウトドアの需要が増加しており、他業種からの新規参入などもあってアウトドアアクティビティーやユーザーの裾野が多様化していることから、消費者に全方位的にアウトドアの多様性を提案し、業界全体でニーズの創出やファンの育成・拡大を図る。
オープン時の取り扱いブランド数は166ブランドで、ブランドは順次拡大し、今年末には225ブランドを計画する
「ジーズモール」はさまざまなアウトドアアクティビティーに対応できる幅広い商品を用意し、ビギナーからコアユーザーまでをカバーする。創業96年の好日山荘がこれまでのバイイングで培った商品選定眼と知識で、商品情報を分かりやすく伝える。
サイト上では旬のアウトドア情報を発信する「ジーズモールメディア」を展開し、アクティビティーやウエア・ギア、食べ物、コラムなどをマガジンとムービーで発信する。
また、サイトの右下にポップ画面を表示し、モール内で特集する商品を動画で実演販売。2023年頃には年間4300万程度のセッション数を見込み、登山・アウトレット業界の中心的メディアを目指すという。
さらに、豊富な登山経験と知識を備えたスタッフがビデオ通話を介して質問や相談に乗る会員限定の無料サービス「ジーズコンシェル」も展開。希望者は予約カレンダーから日時を選択して申し込みフォームから予約登録する形となる。