インナーウエア大手のグンゼは5月31日、主力の肌着ブランド「ボディワイルド」で、お気に入りの写真や画像を基に自分だけのパンツが作れるサービスをウェブ上で開始した。
サービス名は「BW―Design(ビーダブルデザイン)」。
同社は昨年9月、パーツの色、デザインを組み合わせて100万通りから好みのパンツが作れる通販サイトを開設しており、今回は消費者が持つ写真を使ってオリジナル商品を作れるようにした。
商品のオーダーは、パソコン画面でプリントしたいJPEG画像をアップロードし、フレーム3種類とボディーカラー6色、腰ゴム10種類から自由に組み合わせる。写真のプリント位置や大きさも調整できる(画像)。
商品は同社の京都工場でプリント・縫製し、2週間程度で届けるという。
男性用がM、L、LLの3サイズ、女性用がMとLの2サイズを展開する。価格は税込・送料無料で1枚3675円、ペアが同6825円。
グンゼでは昨年春に「ボディワイルド」シリーズをリニューアルし、特殊な染色機の導入で小ロット多品種生産ができる体制を整備した。今回、パワーアップしたカスタマイズサービスを武器に“自分だけの1枚"を求める消費者を取り込みたい考えで、新サービスでは年間2万枚の販売を見込んでいる。