家電量販店「ヤマダデンキ」などを展開するヤマダホールディングスは７月１日から、アマゾンジャパンと組んで開発した映画やテレビ番組などネット配信動画が視聴できる機能を備えた独自企画のテレビの新モデル（＝写真）の販売を開始する。
昨年３月から販売を開始したアマゾンがネット配信する映像コンテンツをテレビで視聴できる端末「Ａｍａｚｏｎ Ｆｉｒｅ ＴＶ」を内蔵した価格が５～１４万円程度の低価格が特徴のスマートテレビで、船井電機が製造、４Ｋ液晶テレビとＨＤ液晶テレビの４種類を展開中の「ＦＵＮＡＩ Ｆｉｒｅ ＴＶ搭載スマートテレビ」の新モデルで、量感ある低音の再生を可能にするバスレフスピーカーを内蔵。また、アマゾンなどが配信する動画配信サービスをワンプッシュで視聴可能にするなどリモコンをシンプルで使いやすく、操作しやすい仕様へしたという。
新モデルは液晶テレビを３２、４３、５０、５５型の４モデルを展開する。税込価格はそれぞれ４万３８９０円、７万６８９０円、８万７８９０円、１０万９８９０円。７月１日から順次アマゾン運営の通販サイト内のヤマダデンキの出店ページや同社通販サイトのほか、ヤマダデンキ、ベスト電機、大塚家具などグループ各社の店舗で販売する。
なお、「ＦＵＮＡＩ Ｆｉｒｅ ＴＶ搭載スマートテレビ」の販売状況については具体的な販売台数などは明らかにしていないが顧客からは好評といい、「発売以来、販売は好調に推移している」（同社）としている。