コンビニ大手のセブン‐イレブン・ジャパンは９月５日から、利用者周辺のコンビニ店舗から食品や日用品を即時配送するサービス「７ＮＯＷ」の専用アプリの配信を開始した。同日からｉＯＳ版とＡｎｄｒｏｉｄ版で専用アプリを用意した。これまではウェブサイトでのみの展開だった。アプリでも食品や日用品など約２８００点を販売、受注から最短３０分で配送する。アプリならではの機能として気に入った商品を「お気に入り登録」することで該当の商品がない場合はグレー色で表示し、該当商品の状況を利用者が簡単に確認できるようにした。また、利用者の購入履歴やし好に合わせて推奨品を表示するレコメンド機能や割引クーポンの配信なども行う。配送先を最大１０カ所まで登録可能。受注対応時間は午前９時から午後１０時１５分まで。
同サービスは２０１７年１０月から「セブン‐イレブンネットコンビニ」（２２年２月に「７ＮＯＷ」に改称）として北海道限定でスタートした注文者の自宅近くのセブンイレブン店舗から商品を配送するデリバリーサービス。現状は北海道のほか、広島・東京・神奈川・埼玉・千葉の合計約５４００店舗の周辺地域にサービスを展開中。今年度中に対応店舗を１万２０００店に拡大、来年度中に全国展開を予定している。