雑誌「ハルメク」を発行するハルメクは1月22日、情報サイトの「ハルメク365」をリニューアルした。
主要ターゲット層を従来のアクティブシニアからプレシニア向けに変え、50代以上の女性を対象にした新しいコンテンツプラットフォームとして「HALMEK up(ハルメク・アップ)」をスタートした。
2022年9月にスタートした「ハルメク365」は、雑誌「ハルメク」の読者層である65歳以上の女性を対象に情報発信してきたが、近年は外部サイトからの流入が増え、来訪者の中心は50代から60代前半へと変化している。ユーザー層の実態を踏まえ、情報提供のあり方を根本から見直した結果、「ハルメク・アップ」へのリニューアルを決めた。
同社では、読者が自分をより好きになって次の一歩を踏み出すような〝チル・アップ〟するコンテンツを用意。健康・美容・生き方といった従来の人気ジャンルでは、50代女性の興味や行動を研究し、更年期後の体や肌の変化に合わせて他人には聞けないようなテーマを加えたり、第二の人生を見据えた働き方をテーマに盛り込んだりするほか、実は50代の関心事でもある「大人の恋愛と婚活」や「お金」にまつわるコンテンツも充実させる。
また、忙しい50代女性の日常に寄り添う形でコンテンツを提供する目的で、スマートフォンで閲覧しやすく、短時間で楽しめる縦型動画を新たに導入した。加えて、縦型動画からハルメク通販への導線を強化。動画や関連記事で紹介した商品を簡単なステップで購入できるようにした。