スタートトゥデイの前澤友作社長は、千葉マリンスタジアムの施設改修などを目的とした「千葉マリンスタジアム基金」に個人で1億円を寄付したことに伴い、1月5日に千葉市の熊谷俊人市長から感謝状を贈呈された。
スタートトゥデイは昨年10月に千葉マリンスタジアムの命名権取得に応募していたが、同じく千葉市に本社を構えるQVCジャパンが優先交渉者としての権利を獲得。
前澤社長は「(命名権の)公募に落選したことで法人として何もできなかったので、個人的に寄付しなければという意欲が湧いた。寄付金はトイレやシートの修繕などで有効利用してもらえれば」としている。
また、今後もスポーツ分野に限らずファッションや音楽、アートへの寄付を個人として積極的に行っていくほか、スタートトゥデイとしても雇用創出や地元企業とのタイアップなどで地域の活性化に貢献していく意向を示した。
千葉マリンスタジアム基金は昨年6月に千葉市が設置。7月から受付を開始し、これまでに約730万円の寄付が集まっていた。