サッポロビール 森永乳業と共創

 サッポロビールは6月21日、EC限定ビール「HOPPIN’GARAGE(ホッピンガレージ)」でクリームチーズに合うビール「クリチーとルービー」(=写真)を数量限定で販売する。森永乳業のチーズ研究開発者と”共創開発”したビールで、白ワインのような爽やかな香り、コク深く豊かな味わいに仕上げたという。5月17日に事前予約を開始しているほか、定期サービス「ホッピンおじさんの新作定期便」の商品としても届ける。

 「HOPPIN’GARAGE」は2カ月に1回、魅力的な人々の人生ストーリーと同社の醸造技術を掛け合わせる「ストーリーブリューイング」製法で、多様性あふれるビールを提供するブンラド。今回の新作ビールは、サッポロビールが食品メーカーを中心とした食のコミュニティー「FOOD UP ISLAND」で出会った森永乳業のチーズ開発者、川上真理さんの人生ストーリーから誕生したという。
 川上さんの「クリームチーズに合うビールがあれば、食卓がもっと楽しいものになるはず」とのアイデアに基づき開発した。川上さんは普段の食卓で「夫はビール、私はワインでそれぞれチーズを楽しんでいます」とし、自身もビールとチーズの組み合わせを食卓で楽しめるようになるようだ。

 今回のビールは、ニュージーランドの白ワインの銘醸地であるネルソン地方で生まれたフレーバーホップ「ネルソンソーヴィン」を使用。カラメル麦芽も取り入れることで香ばしさも加えているという。上面発酵製法で、アルコール度数は高めの6%にした。
 「クリチーとルービー」の販売数量は2000ケース(350ミリリットル缶×24本)。価格は24本入りが7200円(送料込み・税別)、12本入りが4200円(同)。また、通常商品である「ホッピンおじさんのビール」とのセット各12本(計24本)が72000円(同)、各6本(計12本)が4200円(同)。

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