大賞は「コンタクトレンズAppeal」――ヤフーの「ベストストアアワード2022」

 ヤフーは3月3日、運営する仮想モールに出店する通販事業者の中から優良店を表彰する「ベストストアアワード2022」の表彰式を都内で開催した。22年で著しい成果をあげた優良店舗を表彰する「PayPayモール大賞」にはワッツが運営するコンタクトレンズ販売の「コンタクトレンズAppeal(アピール)」が受賞した。

 「ベストストアアワード」は毎年、ヤフーが運営する仮想モールで優良な店舗を表彰するイベント。現状、ヤフーの仮想モールは「ヤフーショッピング」のみだが、2022年10月の統合前には一定規模の事業者や優良店のみが出店していた「PayPayモール」と総合仮想モールは「ヤフーショッピング」の両方を展開していたことから今回はそれぞれのモールで優良店を表彰する形とした。

大賞を受賞した「コンタクトレンズAppeal」を運営するワッツの坂口将人取締役(中央)と堀井研二事業部長(左から2人目)

 

 「PayPayモール」では「PayPayモール大賞」を受賞した「コンタクトレンズAppeal」のほか、「PayPayモール」の全出店者の中で優れた店舗に贈る「PayPayモール総合賞」のグランプリには家電量販店のコジマが運営する「コジマYahoo!店」、2位は家電販売の「Joshinweb」(運営・上新電機)、3位は家具などを販売する「magastoreYahoo!店」(同・e-netshop)、4位はペット用品などを販売する「チャームCharmヤフー店」(同・チャーム)、5位は家電販売の「XPRICEYahoo!店」(同・エクスプライス)だった。

 「ヤフーショッピング」の全出店者の中で優れた店舗に贈る「Yahoo!ショッピング総合賞」のグランプリは家電や住宅設備を販売するクローバーが運営する「家電と住設のイークローバー」、2位は家電や生活用品を販売する「総合通販PREMOAYahoo!店」(同・エクスプライス)、3位は家電や化粧品などを販売する「測定の森2号店」(同・三木森)、4位は酒類販売の「フェリシティービア&ウォーター」(同・未来堂)、5位は家電販売の「GIGAヤフー店」(同・GIGA)だった。

 22年に開店し、著しい成果を上げた店舗に贈る「新人賞」にはパソコンなどを販売する「富士通WEBMART公式Yahoo!店」(同・富士通クライアントコンピューティング)ら、生活に関わる商品を販売して著しい成果を上げた店舗に贈る「生活総合通販賞」は生活家電などを販売する「くらしのeショップ」(同・山善)ら、顧客満足度の高い店舗に贈る「カスタマーケア賞」は衣料品販売の「オシャレウォーカー」(同・mighty)、顧客に魅力的なクーポンを配布している店舗に贈る「ショッピングクーポン賞」には健康食品などを販売する「シードコムスYahoo!店」(同・エフ琉球)、一定基準を超える配送サービス「優良配送」を行う店舗の中で著しい活躍をした店舗に贈る「優良配送賞」には生活雑貨販売の「withbambiヤフー店」(同・withBambi)、連携するLINE公式アカウントを活用して著しい活躍をした店舗に贈る「LINE公式アカウント賞」はコーヒー豆販売の「澤井珈琲」(同・澤井珈琲)を表彰した。このほか、「部門賞」としてファッションや食品など商品ジャンルごとに30部門の優良店舗を表彰した。

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商品券の本格化など販促策も発表

 当日の表彰式では畑中基コマースグループショッピング統括本部長が登壇。2023年1月からテスト的に開始している「ヤフーショッピング」の店舗での買い物時に利用できる「ヤフーショッピング商品券」を本格化させるほか、タイムセールを特定の顧客のみに向けて実施できる取り組み、
「LINE」と連携して行うヤフーショッピングのLINE公式アカウントでユーザーが指定した商品の再入荷情報や商品発送通知などをリアルタイムで通知する機能を4月以降に開始する見通しなど「ヤフーショッピング」で今後、実装予定の出店者支援策などを発表した。

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